Q1
私の研究はこんな感じです
本研究室の主な研究テーマは被服の快適性で、中でも運動機能性の問題と温熱的な快適性の問題の2つを柱としています。 着衣(スポーツウェア、 靴、 オムツ、 肌着等)の熱水分移動と快適感、暑熱時の体温調節反応と被服による熱中症予防への貢献、 ブラジャー(中高年用、 授乳用、 就寝用等)の運動機能性(ズレや防振性)と着心地等の研究テーマに取り組んでいます。研究手法として予防医学的な見地から心拍変動等の感性評価手法についての研究にも取り組んでいます。
イベント参加者からのコメント
被服の快適性とウェアラブルセンシングとの関係に興味があります
Q2
こんなコラボできたら嬉しい
被服は人体に最も身近なところで環境との間に被服内微小気候を形成し、温熱的な快適性に寄与し、クールビズ、ウォームビズに象徴されるような環境共生型の服を選択することで地球温暖化の予防にも貢献できます。被服の快適性は運動機能性についても研究しています。現在取り組んでいるテーマは被服による熱中症予防についてです。スポーツシーンの熱中症予防について大学生対象の研究を進めてきましたが、最近は小学生や高齢者の熱中症予防についても検討したいと思っています。よりフィールドでの評価が必要になるため、少ない計測項目で評価する方法を模索中です。今年は小学生対象に帽子の換気口が熱中症予防にどの程度寄与するか、研究しました。フィールド研究のノウハウをお持ちの方とコラボできたらうれしいです。
イベント参加者からのコメント
快適性に弾性材を使えませんでしょうか。運動しやすい補助するなど興味を持っています
Q3
私、こんなことができます
着衣の温熱的快適性に関しては環境の温熱刺激に着衣の素材や構成要因を踏まえて人体への刺激を定量化すると共に人体の生理・心理反応を把握し、その因果関係から現象を明らかにしようとするアプローチの仕方がユニークな点と考えます。被服素材の基本性能やデザイン要素が被服の快適性にどのように寄与するか、スポーツウェア、下着、おむつなどを対象に被験者実験で検証することができます。