D09

安全・安心な社会を目指し「さび(錆)」のレベルとその解決法を計測・解析技術で数値化する!!

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Q1
私の研究はこんな感じです
インフラ・プラント・自動車など大型構造物から小物部品までの「さび(錆)」の原因を明らかにし、目には見えませんが膨大な社会の損失を防ぎ安全・安心な社会を創るための研究です。具体的には、錆の発生メカニズムの解明、最適な防食方法の開発、塗装・コーティング・ライニングの寿命予測方法の開発及び提案を行っています。さらに、腐食を診断・評価するためのドローンを活用した検査技術の開発及び検証を開始しました。
 また、これら腐食防食事象の現場技術者・社会人向け実験講座の開発・アレンジメントを行っています。内容・人数・時間・場所など受講者に最適な講座を提案し実施します。
イベント参加者からのコメント
テラヘルツでみたら何か有意義な事がわかるでしょうか

研究者からの返信コメント
現在、神戸大学の先生と連携し、塗膜内の劣化現象をマップ図として表現できるか検討しております。
Q2
こんなコラボできたら嬉しい
実現場で生じている鉄をはじめとする金属自体の腐食及び塗装の劣化に関して、電気化学的手法及び各種非破壊検査手法を活用しながら計測・解析を行い、定量的劣化レベルの明確化、寿命予測への適用を目指します。
 環境条件や使用する金属によって腐食現象の発現は無数にあります。そんな難解な現象を紐解いて錆びのしくみ、錆を見つける方法、錆を防ぐ方法等を一緒に見つけていきませんか?今後主流となる検査へのドローンの活用法に関してもコラボしたいと思っております。
 また、「さび」に関する共通理解・認識を広めるために、腐食防食に関する講座をアレンジメント可能ですので、さびを知らない方への学習機会をぜひ企画していきましょう。
イベント参加者からのコメント
弊社は電気化学の中でも腐食・防食解析を得意とするシミュレーションソフトを扱っております。活用の可能性など是非一度ご検討いただければ幸いです
イベント参加者からのコメント
空中ドローンで工場内の監視などは可能でしょうか
イベント参加者からのコメント
社会課題の1つであるインフラ整備の老朽化に役立つのでコラボできる企業がありそうですね
イベント参加者からのコメント
寿命予測方法において、高精度と加速化が大切な課題になると思われます。成果に期待しております。
研究者からの返信コメント
現在、色々な企業様の方でも監視・点検に空中ドローンの活用がされ始めています。
私どもの方では、高精度センサー等を搭載し、自動で非破壊検査をできるよう検討を進めたいと考えております。
Q3
私、こんなことができます
金属の腐食防食という分野で、プラント・インフラから建設機材・自動車部品までの幅広い錆を扱っています。錆の発生原因の究明や防食方法の最適化、コーティングやライニングの寿命予測方法の開発を行っています。
・電気化学計測による金属の腐食速度推定
・金属材料・塗膜材料の劣化メカニズムの解明
・長寿命化のための新しい塗膜・防食方法の開発
・種々の条件における腐食監視システム(腐食性因子センサー)の開発
・空中ドローンを活用した総合的腐食防食維持管理システムの開発と検証
・水中ドローンを活用した腐食状況監視システムの開発と検証
・初学者のための腐食防食実験講座の開発及びその実施"
イベント参加者からのコメント
IoTナノセンサーへの応用に興味があります。
イベント参加者からのコメント
酸素がないと錆びない?
イベント参加者からのコメント
弊社はねじメーカーで鉄の発錆、防錆には興味があります。製品によっては水素脆性の観点からコーティング種の同紂もあるので様々な防錆方法を見出せると良いです。
イベント参加者からのコメント
日本において、土木インフラの老朽化は大きな社会問題となっています。そんな中で余寿命をいかに正確に予測できるかが重要課題となっています。この研究をそういったところに役立ててほしい
研究者からの返信コメント
酸素がなくても錆びることはあります。