Q1
私の研究はこんな感じです
海中撮影や水中構造物の点検などの海上調査を手軽に行うために、無人艇や撮影ブイの研究開発が行われている。特に、ブイに再生可能エネルギー発電システムと水中カメラを搭載し、撮影と通信機器の消費電力を自然エネルギーで賄う形となって、バッテリー交換が必要なく、長期間の水中定点撮影とリアルタイムの映像確認が可能にしている。現在港湾内の生態系観測のために、セミフィールド実験を実施している。
イベント参加者からのコメント
水中ブイはしばらくするとカキなどの生物付き石もあるのでそれをどう取り除くかを検討しておいた方が良いと思う
イベント参加者からのコメント
水中は謎が多いですよね。環境にも人にも良い研究ですね。是非続けてください
イベント参加者からのコメント
海洋プラの動きも観察できますね。回収に使えませんか?
研究者からの返信コメント
使えます。プラ回数ネットの曳航実験や、ブイの曳航実験も実施しておりました。

Q2
こんなコラボできたら嬉しい
海中映像が取得できているが、映像から特定の情報を取り出す技術が必要である。例えば魚群が通過するときに、魚種や大きさや匹数などが重要なデータである。これらのデータを長期間的に分析し、入網状況の確認や、海洋構造物による生態系影響調査に一翼を担うことが期待する。また、ブイに再生可能エネルギー発電システムを搭載することによって、撮影以外の調査機器を搭載し、多用途化も考えている。
Q3
私、こんなことができます
船をはじめ、洋上発電装置や養殖生簀など浮くモノを研究対象にしている。これらは風・海面の波・海中の流れから、どのような力を受け、どのように動くかを、水槽実験や数値計算を使って研究している。力は阻害ではなく、どのように利用するかも研究している。例えば、波の力は船の転覆や船酔いの原因になる一方、波力発電のエネルギー源になる。風は船が航行時の抵抗になるが、帆を立てば動力になる考え方もある。また、海上に浮いている構造物を統合的に考えた研究開発にも取り組んでいる。