D02

炭素資源循環社会に貢献する触媒研究開発

研究者情報はこちら
-YNUの別サイトへ移動します-
Q1
私の研究はこんな感じです
社会は枯渇性資源を採掘し、製品を製造し、使用後は廃棄する直線型経済から、再生可能資源を原料として製品を製造し、使用後に再利用する循環型経済(サーキュラーエコノミー)への転換期にあります。私は炭素資源の循環型社会の構築に向けて、木質系バイオマスや廃プラスチックの再資源化を目指した研究を行っています。特に固体の触媒を用いて糖類から化成品の原料へ変換する基礎技術開発を行っています。
イベント参加者からのコメント
とても重要な取り組みと考えます。社会実装に向けて効率化が大きなテーマだと思います。ご研究に期待しています
イベント参加者からのコメント
今後はプラスチックは大量生産、大量消費、大量廃棄ではなく石油由来でもなくバイオマス由来で循環させる必要があります。できるかぎりエネルギーがかからないプロセスを望みます
イベント参加者からのコメント
私は数十年プラスチックの業界で働いていたが古くから最終的廃棄の問題でどうなるか気になっていたが現在もまだまだ廃プラ問題は自分でも研究したい
Q2
こんなコラボできたら嬉しい
反応後生成物の高度分析(例えばセルロースを分解した多糖類)や高付加価値化合物合成、アップサイクルへの共同研究ができたら嬉しいです。また、実用化を目指すにあたり、連続合成へのプロセス開発が必要ですが、現在、機械的な力で化学反応を促進するメカノケミカル反応の反応機構の理解やスケールアップが課題です。
イベント参加者からのコメント
機械的な力で化学反応を促進する←このような機械を提案できるかもしれません
Q3
私、こんなことができます
これまでに既存の概念に捕われない独自の固体触媒を開発しています。糖類バイオマスの触媒的化学変換反応(酸、塩基、酸化、還元反応全て)において多くの経験があります。また放射光施設を用いたX線による触媒材料分析も行っています。